シロアリ予防 prevention
「うちにはシロアリがいないはず…」
と安心しているそこのあなた!
こんなお家に
住んでいませんか?
- 雨漏りによって壁、床、柱に水が染みている
- 床下が低い
- 床下の換気口が少ない
- 換気口の前に物が置かれている
- 押入れがカビくさい
- 家の周囲に森や公園がある
- 建物の周辺に廃材や家具などが放置してある
- 枕木や木製の柵がエントランスなどに使われている
- 庭にたくさんの植木や盆栽がある
これ、実はシロアリが住み着きやすい家の特徴なんです。
シロアリは本来、日陰になっていて、湿度が高く、
換気があまりされていない場所を好むからです。
これに1つでも当てはまったら
シロアリに家を侵蝕されている
可能性が高いかもしれません。
「予防って必要?」
その考え方危険です。
シロアリが出てから考えればいいんじゃないの?
と思ったままでいるとお家は大損害を生むかもしれません…
「ゴキブリは1匹いたら100匹いる」といわれていますが、ゴキブリの親族であるシロアリは大きな規模になると1匹見つけたら家のどこかであと100万匹ほどが生活していると考えられています。
シロアリの予防方法
薬剤散布工法
薬剤を散布・注入してシロアリの駆除や侵入を防ぐ工法です。
シロアリやその巣に直接薬剤を作用するため、効果の高いシロアリ予防方法といえます。
その処理方法は細かく分けると3種類存在します。
薬剤散布工法の
メリット・デメリット
薬剤散布工法のメリット
- 薬剤の効果が約5年間持続する
- 費用が安い
- 即効性が高い
- 広範囲のシロアリを駆除できる
- これ以上のシロアリの侵入を防ぐことができる
- 駆除漏れを防げる
薬剤散布工法はすでに家屋内に侵入してしまっているシロアリに対して非常に有効な方法で、かつ速やかに駆除を行うことができます。また、ベイト工法よりも安価に工事を済ませることが可能です。
日本で最も多く生息する代表的なシロアリの「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」は基本的には床下の土壌部分から家屋内に侵入してきます。バリア工法ではこの床下の土壌に隙間の出来ないように薬剤を散布することで、シロアリを完全に侵入させないようにできるというわけです。
薬剤散布工法のデメリット
- 施工中、施工後の換気が必要
- 匂いに敏感な方や、アレルギー等の方の健康状態の考慮が必要
ご利用の流れ
訪問・挨拶・工事前の説明
シロアリ防除工事の内容と段取りをお客様と確認させていただきます。この際に、ご不明な点や、ご不安な点がありましたら、遠慮なく聞いて下さい。後に聞いていなかった・知らなかったとなるとトラブルの原因になってしまいますので、不明瞭なところは聞くようにしましょう。
床下進入口の確保・養生
キッチンや洗面所にある床下収納庫より、床下の進入をします。工具や機材を搬入しますので、誤飲やケガ等の恐れがあるため小さいお子様やペットが近付くことがないよう十分に注意してください。
床下施工
シロアリ食害による被害箇所周辺の木部、ドリルで穴を開け専用の工具でシロアリ薬剤を注入します。シロアリの被害がある箇所全てに処理を行います。
被害がない部分でもシロアリが侵入しやすい浴室、水回り等の床下にも先行して薬剤を注入することがあります。
シロアリ被害がない木部には、シロアリや腐朽から守るために防蟻剤・防腐剤を散布していきます。
シロアリは土壌部分から木部へと侵入するので、土壌部分にもシロアリ防除のアプローチをしなければなりません。
土壌の表面やコンクリートの表面、基礎立ち上げ部や束石まわりに、土壌処理用のシロアリ防除薬剤を散布します。
室内施工
被害箇所の穿孔注入処理
室内のシロアリ食害による被害箇所に木部用ドリルで穴を開け薬剤を注入します。
極力目立たない箇所を選び穴を開けますが、穿孔した穴は美勧上および薬剤の浸透効果を高めるため木栓でふさぎます。
浴室、玄関の穿孔注入処理
床下から処理できない浴室や玄関は、特に被害が多い場所となっているためタイルの継ぎ目等に専用のドリルで穴を開け薬剤を注入します。
こちらも注入後は、美観上および薬剤の浸透効果を高めるためモルタル等で穴をふさぎ、修繕します。
屋外施工
シロアリが侵入する危険性のある箇所は、建物の周囲も処理を行います。
屋外にいる場合は、基本的に緊急性はありませんが、建物外周にシロアリが生息している場合は、必要に応じて基礎の外回りも処理します。
後片付け・清掃
使用した工具や機材の片付け、工事の際に移動した机や家具、畳等も元通りにし、点検口を元の状態へ戻します。
養生を撤去したあと清掃を行います。
作業報告
状況報告や、工事後の報告をします。
施工箇所など作業終了後、見える範囲で直接お客様に確認していただきます。
また注意事項がある場合はお伝えし、作業が完了となります。
不明点や気になる点についてはお気軽にご質問ください。
よくあるご質問
工事中子どもやペットは室内にいても大丈夫ですか?
小さいお子様、室内で飼われているペット等、工事中は特に床下への出入り口付近には絶対に近づかないよう注意してください。
点検口より床下へ入り込んでしまったり、工具や機材等で怪我をしてしまうこともあります。また室内での作業中も同様、十分に注意が必要です。
工事中は、家で普通に過ごせないんでしょうか?
作業は大半が床下での作業ですので、通常の生活をされて問題ありません。
施工中や施工後も安心して普段通りの生活をしていただいて良いのですが、ニオイに敏感な方や、どうしても気になるという方は作業中室外や、2階などで過ごされたり、換気を十分にされてください。
施工後しておくことはありますか?
浴室等の壁面に少量の薬剤が残っている場合がありますので、作業終了後の2~3時間後くらいにシャワー等で洗い流してください。こする必要はなく、洗い流す程度で大丈夫です。